クレジットカード現金化は業者を介して行うのが一般的となっています。最近ではインターネットで申込ができる現金化業者が増えてきました。自宅に居ながらわずか数分で現金化できるのが魅力です。しかし現金化業者を介して行う方法には危険があります。
悪質な現金化業者が存在する
一部には悪質な現金化業者が存在しており、引っかかると大変です。良くあるのが顧客に提示する換金率と実際の換金率が違うと言う手口です。90%で換金できると言っておきながら実際には60%しか換金できないと言うことがあるのです。
10万円利用して換金率60%だと6万円しか手元に残らず、4万円も取られてしまいます。もっと悪質になると振込すら行わず、連絡しようとしても繋がらないことがあります。その他にも顧客に提示する換金率は高いものの、後から高額な手数料がかかると言ってくる悪質な手口も見られます。中には闇金に個人情報を流す手口もあるために注意が必要です。
横領罪に問われる可能性がある
クレジットカードで商品を購入したときの代金はカード会社が立て替えて支払しています。カード会員はカード会社へ支払する形となっていますが、この支払が終わるまで商品の所有権はカード会社にあります。
買取方式の現金化業者の場合、カード会社に所有権のある商品を勝手に転売したような形となり横領罪に問われる可能性があるのです。これはカード会社へ支払する意思があっても同じです。実際に買取方式の現金化業者の顧客が横領罪に問われたと言うケースは無いと言われていますが注意が必要です。
終わりに
わざわざ危険を冒してまで現金化業者を利用する意味は殆ど無いです。キャッシングやカードローンから借入できる人はこちらを利用したほうが安心です。他から借金がありどうしても返済するためのお金が必要と言った人は債務整理すると言う解決策もあります。
債務整理すれば借金が減り、毎月の返済が楽になります。本人自ら手続きするのは難しいため、弁護士または司法書士に相談してみて下さい。